【レッスン宿題&先生添削】ドミナントモーションをツーファイブ化して、クリスマスソングを飾りつけ
朝晩は寒くなってきましたね
秋も中盤になってくると、
そろそろクリスマスの用意の用意?くらいはしていいよね( ´ ▽ ` )と、ウキウキしてくる。
クローゼットの奥から
クリスマス用品BOXを引っ張り出すと
その中にクリスマスソングを集めたCD発見!
わーい、聴いてみよう♪( ´▽`)
娘と遊びながらCD流してたら
この曲ウクレレで弾きたい!とリピートしだした。
「 O Christmas tree 」という曲。
日本語では「もみの木」という曲で親しまれている。
世界中で翻訳されて親しまれている曲だが、
もともとはドイツの民謡らしい。
クリスマス楽しいねー
プレゼント何かなー?
雪ふるかなー?!
みたいなルンルンした雰囲気のクリスマスソングではない。
もみの木は夏でも、寒さが厳しい冬でも
一年中、変わらず緑の葉をつけている。
その変わらない様子を
讃えてる曲だと…思う。たぶん。
ドイツ語から英語に翻訳される際に、
もみの木の壮大さとか、
クリスマスだから神さまのことなど
いろいろ意訳されたらしく、
英語歌詞の種類が、盛りだくさん。
たくさん…たくさんありすぎる…( ;∀;)
娘が、英語で歌いながらウクレレ弾きたい。
簡単なのがいいのに…見つけられない…。
せ、先生にお願いしよう!
とりあえずYouTubeで見つけた
クリスマスツリーの動画を見ていただく
↓
↑
ちなみにこの動画の歌詞は
神様が一人称のときにしか使わない
「あなた」=「汝(なんじ)」という英語と
汝とセットで使われる動詞の変形が出てきて…
英語めっちゃ難しい…( ;∀;)諦めました。
後日、先生が
作ってくださった楽譜がこちら!
ありがとうございます!
歌詞シンプルで素敵!
先生も、曲を調べて作ってくださったみたいで、
「コード進行…シンプルでちょっとびっくりした」とのこと。
たしかに、CとG7 コード2つのみ。
クリスマスですし、コードも少し飾りつけてみようかな♪と苦手なアレンジにトライすることに。
【宿題】
シンプルなコード進行を、定番の方法で飾りつけるべし。
【必要なコード進行の知識&アレンジの手順】
•キー何か?→トーン記号の横にシャープもフラットも何もついてない。この曲はキーC
•キーCのダイアトニックコードを書き出し
コード進行を分析してみる
楽譜のコードに、ダイアトニックコードの番号をあてはめてみる。
①Cと⑤G7の繰り返しと判明する。
ダイアトニックコードのルートを①番に、
番号をつけていく。番号により機能がある。
よくローマ数字が使われているが
ローマ数字苦手。あしからず(´ཀ`
【ダイアトニックコードの各機能】
①③⑥はトニック。
Tと表記。機能は安定する
②④はサブドミナント。
S .Dと表記。機能はやや不安定。
⑤(⑦)はドミナント。
⑦は理論上の話でほぼ使われないらしい。
表記はD。機能は不安定。
【コードをアレンジしてみる】
少し話がそれた。
コード進行を分析したら、アレンジしてみる。
いろんなコード進行があるが、
今回使うのは
⑤(不安定)→①(安定)の進行。
を
②(やや不安定)→⑤(不安定)→①(安定)
にする。
⑤→①進行は、超有名コード進行で
「ドミナントモーション」と、名前がつけられている。
ドミナントモーションを楽譜の中に赤矢印で描き描き…。
このドミナントモーションを
ツーファイブ化して曲を飾りつけしてみる
定番のアレンジです♪( ´▽`)
※参考 理論ノートの写真
【まず定番アレンジやってよう】
⑤→①(ドミナントモーション)を発見して
②→⑤→① (ツーファイブ化)せよ!
②→⑤→①するためにメモしてみる。
こんな感じ
ドミナントモーションをツーファイブ化して
コード進行をかざりつけ。
何回コード弾くかは歌いながら、
こんな感じかな??と適当に決めた。
↓
【ドミナントモーションをツーファイブ化した楽譜】
アレンジ完成!
と、しとけばいいのに。
もっとデコレーションできるかしら?と
欲がでてきた…やってみよ…。
【以下の手順で、完成した楽譜】
まず
【代理コードの知識でアレンジしてみる】
代理コード。細かいルールは無視して
同じ機能のコードなら、置き換えていいよ!
と理解している。
【代理コードにする手順】
•今回はコードCを、別のコードに置き換えたい
•Cの機能 トニック
同じトニックのコードは
①の四和音 CM7
③Em とEm7
⑥Am とAm7 5つのコード。
•Cの代わりに、入れて弾いてみる。
今回は、ただの好みでAmを採用!
…が、なんか気に入らない。
娘と弾きながら、もっと明る感じがいいよね✨と勝手に暗さをとる。Am→Aに変更♪( ´▽`)
※関連記事
コードの明るさ、暗さを決める「三度」の話
https://www.ukulelehaha.com/entry/2020/06/19/164524
【最後にトッピング?】
最後に、歌ってたらここは
コード進行に抑揚があるほうが好きかも…と思ったところがあったので、
「セカンダリードミナントモーション」を使ってコードアレンジしてみる
前述したドミナントモーションの応用編みたいな感じだが、考え方はドミナントモーションと同じ。
ドミナントモーションが
ルートを①にして考えるのに対して、
セカンダリードミナントモーションは
アレンジしたい直前のコードを①(I)と考え、
それに対しての⑤(Ⅴ7)をコードつけて進行をつくる。
仮⑤→仮① のコード進行を
セカンダリードミナントモーションという。
この楽譜なら…
アレンジしたい直前のコードDmを、
「仮に①」と考える…
キーCの曲の中で、ここだけルートをDm。
キーDmとしている。部分的な移調とも考えられる。
んで、Dmが仮①なら、
(頭の中で考える…)
①D…②E…③F…④G…⑤A!
Aにセブンつける決まりだから、仮⑤はA7。
「仮⑤」はA7だね!
と考えて、コード進行に抑揚をつけるためにA7を入れてみたわけです。
「セカンダリードミナント…」
上手に説明する能力ないので、これ以上は割愛します…。Google先生…助けて…。
以上、定番のコードアレンジを使って
クリスマスソングの飾り付け宿題終了♪( ´▽`)
↓
後日、先生に添削していただいた。
先生「普通にできてます!これでok! 」
私「勉強のために、酷評してほしいです」
先生「…。」
無理矢理アレンジする必要はないけど…
前置きの上で、無理矢理、添削していただきました。
【先生添削】
コード進行のルール的には、
セカンダリードミナントモーションを
さらにツーファイブ化してもok。
ただし、曲調を大切に弾いてみるのが大事。
無理矢理アレンジする必要はないよ
とのことでした。
今回やったアレンジはこんな感じ
↓
↓
完成しました!
クリスマス、娘と楽しく弾こうと思います
おわりー( ´ ▽ ` )♪